「想定外」が大好きなマジシャン

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2026.01.05
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「赤卵」に何やら描かれている。 マジシャン・志村の満面の笑顔。 何かが始まった予感がする…。

遊び心が炸裂!

〇 遊び心が炸裂! 

志村プレス工業所が持つ自社ブランド・Ti-iroのバージョンアップのために投入したミクロンレベルでレーザー加工ができるマシン。加工作業の完成度を確認したマジシャンこと会長・志村の心はすでに「他に何かできないかなぁ」と遊び心いっぱい。そして、出来上がったのは…。

マシンに赤卵をセッティングし、データを送信します。0.3~0.4㍉の厚さの卵の殻の表面をミクロンの単位で削り表現されるレーザーマーキング。文字だけでなくイラストやロゴ、QRコードまで精密に表現するから、多くの情報を卵一つで発信できるのが魅力だ。
見た目には全て同じに見える卵ですが、曲面もそれなりに違うし、形の大小もあります。が、このマシンならズレたり、ゆがんだりすることなく、微細なラインまでもくっきりと描きだします。その上、赤卵の表面を削った地色は、白ではなく、なんとも上品なコットンカラー。

なぜ、卵…?

〇 なぜ、卵…? 

答えは簡単。「卵がいいと、夢に出てきたから」
意表を突いたような答えに戸惑ったのは、今まで作ってきたものは、究極の硬い物質=金属。
今回は、ご存じの通り『たまご』。この想定外の発想は、誰もが驚きを隠せません。しかし、SDGs(志村デザイングッズ)だけに、筋金入りの発想だったのです!

SDGsを考える

〇 SDGsを考える 

描かれた卵は、もちろん、何の問題もなく食べられます(綺麗で可愛らしいので、食べるには多少、躊躇しますが…)。脱炭素、SDGs、カーボンオフセット認証済まで実践しているのですから、食品を無駄にすることはあり得ない話です。
環境への思いもマジシャンならでは。パック入りの卵を買うと、パックの中に賞味期限や会社名が印刷された紙が入っています。もし、卵に直接、これらの情報を記載できたら、紙は不要になり、ゴミ削減につながります。さらに、卵だけでなく、卵のパッケージにも必要な情報をマーキング(記載)することも可能です。

卵から生まれる新しいモノづくりの発想

〇 卵から生まれる新しいモノづくりの発想 

「1個からのモノづくり」にこだわってきたから、卵へのマーキング(記載)だって一つ一つオリジナルで制作できることが最大の魅力だと語るマジシャン。「大量生産ではなく、多様性の時代のニーズを見える形で提供する。これからの半導体は難しい機械を作るばかりじゃない」と、考えています。卵は誰もが知っていて、いつも食べている。加えて、栄養もあって、リーズナブルだ。あらゆる人に対して有効なツールだと。
どんな人や企業が、どのように卵を利用し、どのような情報を発信していくのか…。さまざまな人たちとの関わり~メーカーはもちろん、個人商店やグループ、一個人~の中で、新しい世界が広がることに魅力を感じているマジシャン。

例えば、卵に付けたQRコードで「卵のレシピ」「店の案内」「音楽を入れる」「メッセージを入れる」「動画を入れる」など、今までは届けられなかった情報やメッセージ、多くの付加価値を届けることが可能であり、もしかしたら、今までを覆すもっとすごいアイデアが生まれてくるかもしれない。
想定外尽くしのモノづくり構想に、スタッフ一同、びっくり! しかし、マジシャンの中で綿密に練られた種明かしの先には、新しいモノづくりの発想やヒントがいっぱいです。
イベントでこの卵が出店される予定もあり、たまごを使った新しいモノづくりは、早くもヨチヨチながら大きく羽ばたきそうな予感を感じさせています。

インスタグラム「shimura.tamago」
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