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代表取締役会長 志村 正廣
Chairman & CEO
SHIMURA MASAHIRO

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代表取締役会長 志村 正廣
Chairman & CEO
SHIMURA MASAHIRO​​​​​​

「棚から牡丹餅を落としてみせよう」

顧客、消費者ニーズはどんどん多様化し、それに対応する柔軟な発想力が求められている昨今、『今まで』を頑なに実践していては時代の流れを読み解くことはできません。 これからの製造業に必要なものは「デザイン」と「感性」だと考えています。その「デザイン」、「感性」を無限に広げてくれる「遊び心」をどれくらい膨らませることができるかが鍵を握ると言っても過言ではありません。

「棚から牡丹餅を落としてみせよう」

顧客、 消費者ニーズはどんどん多様化し、それに対応する柔軟な発想力が求められている昨今、『今まで』を頑なに実践していては時代の 流れを読み解くことはできません。
これからの製造業に必要なものは「デザイン」と「感性」だと考えています。その「デザイ ン」、「感性」 を無限に広げてくれる 「遊び 心」をどれくらい膨らませることができるかが鍵を握ると言っても過言ではありません。

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「遊び心」は、製造業の理念の対極にある思考です。
2008年のリーマンショックで日本経済は大打撃を受けました。もちろん、私どもも同様、仕事が激減し、初めて「ピンチ」という言葉が頭をよぎりました。そんな時だから「今こそ」という気持ちで、自分たちの得意分野の技術向上を掲げ、チタンの加工技術のスキルアップに取り組みました。次の時代を切り開くための「遊び心」を磨いていくと、真逆な発想の中で、新しい製造業のあり方が見えてきました。

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チタンの表面を削るという他にはないアイデアから始まり、手にしたくなるようなデザイン性の高いものを作りたい、商品化して販売したいと、どんどんレベルアップしていき2020年には独自ブランド「Ti-iro」を立ち上げました。これは「設備力」、「技術力」、「遊び心」を持ち合わせる志村プレスだからでき得た仕事で、技術五輪・アビリンピックあいち大会(2014)のメダルにも採用されました。
これらチタンの加工技術は、長年、培った技術力に「遊び心」をプラスし、挑戦してきた結果の一つです。1つの命題に対し、自分たちに何ができ、何をすればできるのか・・・、こうしたらできる…。すべては「できる」という言葉の五段活用で、志村プレスには必須の合言葉です。棚から牡丹餅が落ちるのを待っていても、今までの如く棒で突いてみても、つまらないのです。牡丹餅が自ら落ちる仕組みを作ってみる、棚に仕掛けをしてみる・・・たくさんの技術力と遊び心から生まれる発想が志村プレスには宿っています。

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大量生産の時代から小ロット・多様化の時代へ変換を遂げた今、お客様に喜んでいただける商品をお客様と共に作り上げていきたいと考えます。さまざまな提案型の商品作りをするにあたり、IOT活用や設備の充実を図り、要望、依頼にも対応できる体制を構築しています。そう、志村プレスには、まだまだ新しい世界が広がっているのです。